ムザムミル・ハスブアッラー(Muzammil Hasballah)さんはクルアーンの読誦者(Qari)であり、建築士でもある。
メロディアスで心の琴線に触れる声と旋律を持ち、彼の読誦は世界中の人々に親しまれる。
生い立ち
1993年9月21日インドネシアのアチェ州ピディ県シグリで生まれる。父はハスブアッラー・ウスマーンさん、母はハスニダル・スライマーンさん。兄ムハンマド・ハニーフさんと姉アンナ・ソフィヤさんを持つ。
偉大な母ハスニダルさんは「彼は小さいとき規則正しく、理解力のある子でした[1]」と語った。さらに「彼は生活は普通の子供たちと同じようでした。彼は田んぼが好きでよくとんぼを探し回っていました。時にはたくさんトンボとってもってきたりもしました。数学の問題は父親がそして宗教の問題は私が一緒にとくのを手伝いました。私は当時MANの教師をしていましたので」と微笑みながら懐かしそうに付け加えた。
彼は4歳でクルアーンを学び始め、幼稚園時代にイクラ(クルアーン読み方の読本)を終了し、1999年にピディ県ピディ市にあるMIN Tijue(ティジュ小学校)へ入学。その時すでにクルアーンを読むことができた。2005年に、シグリ市のSMP YPPU(中学校)へ入学。中学時代夜間に、マドラサ・ウルウムル・クルアーン(MUQ)でクルアーンの暗記を継続的に続ける。2008年に、バンダアチェ市のSMA 10 Fajar Harapan(高校)へ進学。2011年、バンドゥン工科大学(ITB)に入学。1年次1セメスター時にITB大学のサルマーン・マスジドでイマームとなる。続いてタラーウィーフの礼拝の導師の一人としてバンドゥンにある最寄りのマスジドで礼拝を先導する。2015年ITBを卒業後、民間企業PT ARSI ENARCONに建築士として勤める。同時に礼拝でのイマームを務め、トークショーやマカム(makam)のレッスンをする。またバンドゥンのラティーフ・マスジドの設計・建築にも関わり、多彩な活動を展開する。
2016年2月、サルマーン・マスジドでの礼拝の様子をYOU TUBEに公開し、イフラース(ikhlas)に満ちた礼拝の様子は、瞬く間に多くの人々の心を捉える。それをきっかけにインドネシアだけでなく、マレーシアやシンガポールでの活動も行う。
人物
幼少のころから規則正しく、理解力のある[2]、温厚で、誠実で、友人を大切にする人物。
趣味
スケートボード、サイクリング
脚注[1][2]
https://biografi-tokoh-ternama.blogspot.jp/2016/06/biografi-profil-biodata-muzammil.html
2017年4月27日参照
参考Web site
https://www.facebook.com/gampongpidie/photos/a.283809411773487.1073741827.283464021808026/670212536466504/?type=3&theater
17年4月27日参照
https://www.facebook.com/muzammil.hasballah 2017年4月27日参照